年金だけでは暮らせない

厚労省の局長がわれわれは老後年金だけで暮らせると言った事は無いと述べたそうだ。全く責任感も官僚意識も無いい加減な答弁だと感じた。厚労省の存在意義を否定するかのセリフを恥じらいなく言える事に驚きを感じます。さっさとこれからどうなり、どうすればいいかを国民に開示しろと言いたい。

中東

海賊と呼ばれた男では無いがイラン原油を初めて輸入したのは出光興産で日本てあった。イギリスの支配下からの解放の一助となる快挙でもあった。日本のタンカーが攻撃を受けたらしいが何処が攻撃したか今ひとつはっきりしない。ひょっとするとアメリカが背後にいる可能性も考えられる、折しも阿部総理がイラン最高指導者と会談をした日だ、中東の人は日本の義理人情に近い感覚を持ち合わせている。今まで通り良好な関係を継続して貰いたいものだ。

神は死んだ

ニーチェ宜しく形而上学的な神など相当前から死に絶えこの世には存在していないはずである。しかし乍ら貧しきもの・弱い者の間には宗教という形式を持って未だに神或いは仏が存在している事を忘れてはいけない。人間は弱生き物である事の証左である。社会的な立ち位置により神に対する考えは様々であろう、そろそろ我々もモーゼス・ヘスの唱える貨幣体論ばりに金銭を捉え、それを超越した精神的世界に価値感を移さなければならないのかもしれない。しかし乍らこの世の中は欲張りな人が多いのでシステム転換はまだまだ進まないであろう。だから誰もが日銭を求めて就労し続けているのだ。

簡単な未来解説

現在=年金給付金約53兆円=社会保障徴収金53兆円

将来=年金給付金60兆円≠社会保障徴収金50兆円=年金給付金縮小=年金支給先伸ばし 

  =70歳まで労働

65歳から=年金月13万円将来は10万円=寿命85歳~90歳=20~25年生活費不足額5万円 

    ~6万5千円=1300万円~2200万円の不足=2000万円の貯蓄が必要  

内需=消費税・年金先細り・人口減少で縮小=GDP伸び悩み=手取り賃金縮小=経済停 

   滞=日本離れ=アジアの底辺国    

全てを得るとは全てを失う事

私は今年で58歳を迎える、自分が生まれて幼い時分には60歳というと凄いお爺さん・お婆さんのイメージがあった。自分が60歳近くになりこの国の高齢化・長寿社会が実感できた気がする。さて、話は変わるが私が20代後半に大型店の店舗開発をしていた時に出会った大地主の話をしてみようではないか。彼は千葉市に住んでおり私が彼の家を訪れた時の話である、さぞかし立派な邸宅に住んでいると思い訪れてみると、乾拭き屋根の平屋の農家の建物、車は無し、出てきた地主さんは上下1000円位のジャージ姿で最初家を間違えたのかと思い失礼ながら本人にお名前を確かめたのである。話を進めるうちに彼の人生についての話が進み若い私はとてもビックリしたのである。彼は代々の地主で戦後の農地解放の際も農地ではない土地を所有していたので土地は減らなかった、自分は60歳近いが仕事をしたことが無くそれが非常に世間に対して苦痛であった、土地の賃料は色々貸しているので年間13億円入ってくる(税金でかなり引かれるがかなりのズバヌケタ金額)管理は面倒なので専属の公認会計士に一任しているといった内容。しかし驚いたのは金で買えるものには全く興味が無いという言葉、全てを得た人は全てを失ってしまうのだと若いながらに感じた、若いので金は無かったのだが行きつくところまで行ってしまうと人は無欲になるのだとも感じた。これは全て事実ですのでこれから生きる若い人は何か参考にして下さい。

豊かな国とは

空気がきれい・水がきれい・四季の食材が豊富・治安が良い・犯罪が少ない・教育レベルが高い・医療が行き渡っているこれだけでもいかに恵まれた国にいるのかを考えた方がいいな今の日本人は。