歳よりなので昔の話ばかりになってしまう事を詫びます。開高健というサントリーを代表するコピーライターがいた。彼は自殺を考える若者にたいてこんな事を問うていた。君は腹が減って何か食べ物たべた時にうまいと感じないのか。喉が渇いて水を飲んだ時に旨いと感じないのかと、個人の生命力に関しては何か一つの事への感謝と何か一つの自分のこだわりを発見する事が生きる力になるということだ。だからどんなつまらない事でもいい(爪を綺麗に保ちたい・髭を格好良く保ちたい。書類をきちんと保存したい・部屋を綺麗に快適に保ちたい等)から見つけてのめり込む事が良き人生を送る術なのだ。