新元号と今後の日本

大化が初元号で5月からは令和となる事が決まった。日本ゆかりのものから採用された元号はこれからの日本にとってはいい事ではないかと思う。しかし乍ら令和の時代は日本にとっては正念場の時代になるであろう、来年女性の2人に1人が50歳以上になりさらに少子化が進み、数年先は3世帯に1世帯が1人暮らしになり、十数年後には3軒に1軒が空き家になる日本を考えると今までの考え方をドラスティックに変えないとこの国の未来は無いと思う。ドイツの研究チームは数年前から日本を調査しており高齢社会で何が起こるのかを研究しているという。明治維新を行なった国民性であれば今の日本をガラリと変えることも可能な気はするが、駐日大使であったエドウィンライシャワーがThe Japaneseで述べているように日本人は変質してしまったと言うのだからなかなか難しいのではと思う。彼の著書で目を引く文章は、日本では際限のないミーイズムが広まってしまったという1行である。献身という言葉を思い出して我々は令和の時代を生きなければならない。