神は死んだ

ニーチェ宜しく形而上学的な神など相当前から死に絶えこの世には存在していないはずである。しかし乍ら貧しきもの・弱い者の間には宗教という形式を持って未だに神或いは仏が存在している事を忘れてはいけない。人間は弱生き物である事の証左である。社会的な立ち位置により神に対する考えは様々であろう、そろそろ我々もモーゼス・ヘスの唱える貨幣体論ばりに金銭を捉え、それを超越した精神的世界に価値感を移さなければならないのかもしれない。しかし乍らこの世の中は欲張りな人が多いのでシステム転換はまだまだ進まないであろう。だから誰もが日銭を求めて就労し続けているのだ。