地方の現実

地方に暮らしていると既存居住地域や旧商店街がどうしようもない状態にあることがひしひしと実感できる。去年まで殆ど出張生活で自宅には殆ど居なかったのだが、今年から自宅通勤に変わり、周りに目を向けると半径500m以内にアパートは約30棟あるのだが空室がかなり多い。戸建ての住居も空き家が多く商店街に至っては営業している店舗の方がこんな環境で商売が成り立つのか疑問に感じる状況である。勿論20代・30代の人々は少なく、殆どが50代以降の人ばかりである。勤め先が無い上にあったとしても低賃金では若者はこの地に留まらないし、居を構えようなどとはまず思わないだろう。やはり就業先の創出がないと益々疲弊していくのみである。