隗より始めよ

経済同友会の小林代表が「今さえ良ければ。自分さえ良ければ。これが国を駄目にする」と語ったとい。しかし乍ら今現在の良さを求めてきたのは経営サイドであり、小泉・竹中路線で自己責任論を持ち出し自分中心の考えを広めたのは政府である。その後も自助努力等訳の判らない論理を国民に押し付けている国の姿勢は変わらない。今更経済団体の代表が憂国の士のようにそのような抽象的な事を語っても庶民に対して説得力を全く持たないのではないかと思う。これでは駄目だと思うなら、先ず隗より始めよであり自分たちが何をするかを語らなくてどうしろと言うのかと強く感じる。