貧しさとは

戦後の時代、卵、砂糖などは高級品でバナナに至っては超高級フルーツであったと亡くなった母親が語っていたことを思い出す。高度経済成長時期も物資は不足し隣近所で醤油や塩や砂糖を借りあったりしていたのが日本であった。皆貧しかったのだ。しかし現代の貧しさとは何を基準に貧しいと言うのだろうか?街は物資で溢れかえり、24時間営業の店舗も増え食べる事に事欠く人は余り居ないのでははいだろうか。所持金や収入、住環境等を相対評価して貧しいというのだろうか。心の持ちようで感覚は変わるものだ、ボロは着てても心は錦で生きて行こうではないか。