死んだ筈のお袋と今こうして話しているのは何とも不思議であると共に嬉しく感じた。身の回りの事や他愛ない事を話し受話器を置いた。電話を切ってから自分の年齢は約35年若返っているが過去の記憶は全て留まっている事を考えこれからどうするか部屋に戻って暫く考えてみる事に決めた。 つづく