家族

子供が生まれ育つまでの間は、自分の事よりも家族が優先になり僅かな小遣いで毎年をやり繰りし、ボーナスは未来のために貯蓄に回しながら20年が過ぎた。2人の子供たちは巣立ち就職し間もなく結婚する。振り返れば地方には大した就業先がない為、2人共に他府県に住んでいる、こうして地方の家族は姿を変え皆家族とは言えないスタイルで生きていかなければならない。食住近接で暮らせるように仕事のやり方や地方のインフラが改善されない限り、地方の衰退には歯止めがかからないだろう。家族のあり方を考えてみると昭和は家族が存在した時代だったなあと思う。