国際化はいいことなのだろうか

生産拠点にしろ、販売拠点にしろ比較生産費ではないがリカード宜しく賃金や原材料ひの安い他国に移ってしまっている、これは一昔前の昭和初期では考えられない状態である。効率性や利益のみを追い求めるとそうならざるを得ないのであろうが国際化は本当に自国の国民を豊かにしているのであろうか?今回のコロナの影響を見てもサプライチェーンの寸断で物の流れは止まり、人の流れも止まりそこに依存してきた企業群は相当のダメージを受けている、逆に閉鎖商圏で限定的な生業をしてきた会社はそれ程影響は受けていないと考えられる。今一度国単位で国民を考えるならば経済合理性を無視した社会主義的な考えがある程度必要なのではないかと感じてしまう。