立ち居振る舞い

人の行動や態度全般をさして振る舞い又は立ち居振る舞いなどと言うが元来人間ができていて常識を兼ね備えた人は温和で人に対しても優しい人が多い。このような人はそこそこ裕福な家庭で育ち両親もしっかりした人で幼いころから家庭教育をちゃんと受けてきた人が多い、当然学歴もあり本人もそれなりの仕事に就き収入もある場合が多い。昔大学に通っていた私は、田舎の進学校ではない公立高校からその大学に入学した、その後キャンパス生活を送る中でその大学の付属高校からストレートで入学してきた学友は全てがいい人であった事を記憶している。今思い返せばその付属高校の偏差値は70近くで、そこに入学させることもその後私立大学に通わせる事も出来る経済力のある家庭の子息であったのだ。法学部にいたある友人がフランス語ばかり勉強しているのでサークルの飲み会で、なんであるお前はそんなにフランス語ばかり勉強しているのかと聞くと俺は外務省に入りたいんだよという返事が返ってきた。ところでお前の親父は何しているのと聞くとフランス駐日大使という答えが帰ってきて驚いた事があった。全てがすべて裕福という括りでは語れないであろうけれど、やはりゆとりのある生活をしているかしていないかは人の立ち居振る舞いに如実に現れるものであると最近思うようになった。身だしなみではないがそこら辺から自分を引き締める事も立ち居振る舞い対しては結構重要な要素だととも思う。