貧乏性

取り立てて我が家が貧乏な状態の経済状態でもなく生活状態でも無いのだがついつい何かにつけ無駄・勿体ないの感情が沸き立ちあれこれと世間的にはせこい買い物や我慢をしてしまう場合が多い。それは私の育った時代 昭和36年~ に関係していると思う。当然両親は戦中派の人で第二次世界大戦を経験し生き残った人だ、幼少期に両親の半紙を聞き、物質的に豊かでは無かった日本で育った我々は無駄や勿体ないの感覚が身に沁みついてしまっているのだろうと感じる時がある、今の様に物が溢れている社会で生まれ育った人には我慢や勿体ないを理解する事は現代の経済合理性の考えからもそれを難しくしている事は理解できる。しかし今でも困っている人は数多く存在しこの国で生きている訳だから我々ははやり社会に貢献・還元する行為で余生を全うしなければ生きていた価値も無い人間になってしまうのではないかと思う今日この頃である。