墓参り

自分の親や兄弟或いは親類・友人が亡くなった人はお墓参りする人もいるであろう。では何故墓参りをするのかを考えると故人への思いや習慣でという人も当然いるであろう。しかし乍ら私個人としては墓参りは実は自分自身の確認の為に行っているという感覚の方が強い。自分に対するケジメであり自分に対するイマシメでもある。人は死というものを他者を通じてしか知る事は出来ない、つまり死に対する感覚は貴方個人の感情以外の何物でもなく全ては個人の内部に帰結する事なのである。従って思いを巡らせる事で墓参自体必要ないと思える感じはするが、やはりケジメがつかないので墓参りをするのだろう。