家は無駄相続しろ

必死の決断で、夢のマイホームを新築一戸建てで購入し25年~30年で返済という人はかなりの数の人がいるのではないだろうか。ローン返済期間は節約を心掛け贅沢は控えてその他必要な子供の教育費や車の買い替え購入した家のメンテナンス等にお金を使うといったライフスタイルだ、ロバートキヨサキによれば負の資産を購入しラットレースに入ってしまった人という事になるであろう。しかし、最大の問題は日本程、新築購入時とその後の売却時の差額が大きい国は無いという事だろうと感じる、他の先進国でこれ程の価格差が生じている国は存在しない。これらは一言でいえば売値が高すぎるの一点に集中する、本来家そのものの原価は基礎工事も含め300万円あればおつりがくるのが現実である事を皆良く理解しておこう、日本では請負業者が幾重にも入り乱れさらに価格を押し上げる構造も存在する。であるのならば建売や新築の注文住宅を買う事は今後行ってはならない(当然マンションも含む)親が家を所有しているのならば先々はその家を拠点に就業又は生活を支える仕事を周到に準備しその時が来た時に行動に移せるようにしておこう、この国では人生に於いて家程無駄な買い物はないのだ。