魅力の無い政治家

昔の政治家はその演説に独特の魅力があった人が多かったと思う。声のトーンや言い回しも独特で野球の長嶋茂雄同様プロ意識が高かった政治家が多かったのではないかと思う。当然直接民主主義の基、選挙で地域住民に選ばれ国政に出てきている訳だから国民に語り掛けたり・意見を問う場合には街頭演説が重要になる。昔はネットや情報産業が未整備であった為演説はより重要なものであったのだろう。しかし今の政治家は魅力の無い人がなんと多い事だろうと感じる。確かに2世3世議員も多くマスコミ報道も主義主張に焦点を絞った報道は全くしないサラリーマンマスコミになってしまったからしょうがないとは思うが、人に語り掛ける力の無い政治家では若い人に政治に興味を持て・投票に行こうと言っても全く意味をなさない。失言だけで有名になる政治家がいる状態は国としての悲劇であると共に国民が自分の事として真剣に考えねばならない時期に入ってきていると思う。税金・年金・介護等被害を被るのは我々なのだから。