勘違いをしてはいけない事

高齢化という言葉をよく耳にすると思うがマスコミ報道が曖昧な表現を使うため皆勘違いをしていると感じる。高齢化と言う場合は総人口に占める65歳以上の人口が7パーセントの場合を言う。それが14パーセントを超えると高齢社会となり21パーセントを超えると超高齢社会と表現する訳だが日本は一昨年で65歳以上の人口は27パーセントである。超高齢社会の日本を前提にこれから先の国の在り方を考えないと結論を間違った方向に導くと感じる。今後は更なる超高齢社会の国となる日本なのだから社会基盤を支える年金・保険・公共施設の維持管理・道路港湾河川のメンテナンス費用全てに於いてそのシステムが崩壊する可能性が大であると捉えなければならない。当然国の予算編成に於いても同様で国民から借りている国債の償還にも困る状態はそう遠い未来の話ではないものと腹をくくるべきだと考える。であるならば道は一つ金をはじめとする有事の際に頼りになる資産に現金をある程度移しておくことがとても重要な事であると最近つくづく感じている、預金封鎖を行う手順は先ず新紙幣の発行次に旧紙幣の廃止時期の提示を行い箪笥預金を含む国民の貯蓄を全て詳らかにすることから始まるのだ、渋沢栄一を1万円とする新紙幣発行時期は2024年である2025年問題の前年というタイミングが気になるところである。人口のボリュームゾーンである団塊の世代が全員75歳以上の後期高齢者となり、社会保障費全体は、2015年と比較して20%増の148兆9,000億円に上り現役世代の社会保障負担はますます重くなる2025年、夫婦のみの世帯が約3割を占めており、配偶者と死別し独居となる高齢者世帯が増加する事で過半数を超える、空き家は20パーセントを超える水準である。そうならないことを祈るがなってからでは遅い事なので皆良く考えてみる事が重要だと強く思う、人口が減り高齢者が更に増えれば内需は縮小し労働者の賃金も上がる事は無いのだからとことん今考えて対策を立てる事が大切であると思う。